本当に旅に英語は必要なのか?海外での経験を見る
スォスダイ!カンボジアのかご屋代表のきよみです。
日本に帰国し、ちょっとバタバタしておりました。
ようやくすこし落ち着いてきたかな。
さて。今日はよく聞かれる言語の事。
英語話せるの?話せたの?
英語が出来ないから海外に行けない?
ぶっちゃけ旅をするだけなら英語はそこまで必要ありません。
表情とジェスチャーで大体伝わります。
それより言葉がなくても人って繋がれる!って大感動します。
きっとなんだか言葉に重点を置きすぎて、『無理だ!無理だ!』と決めつけていた自分が恥ずかしくなるはずです。
仲良くなるには言葉は必要ない
本当これ。
英語だけに関わらず、現地の言葉しか話さない人たちもそう。
一言もわからないはずなのに、いつの間にか手を繋いで仲良くなってたり、別れるときには悲しくて涙したり。
(ネパール語しか話さなかった女性たち。)
言葉なんて1つの道具。
人と人であれば、何もなくても繋がれます。
まず大前提にそれがあります。
だけど。
やっぱり旅をより深いものにしようと思ったら、英語って大切だなって旅後につくづく思いました。
英語を話すか話さないかで、旅の満足度もかなり変わってくると思うんです。
英語が少しでもはなせるだけで
わたしは、旅中は現地の人としか関わらないと宣言していいました。
www.moily-blog.com (旅でのルールの記事はこちら)
その割に英語なんてまっっったく出来なくて、日本語しか話さなかったため、
旅に出て2週間目に数十万盗られた詐欺にあい、
その後すぐに参加したボランティアでは、2週間共同生活した仲間たちの話してたことが最後までわからず、孤独を感じかなり鬱になりました。汗
その時に決断しました。
英語やらなきゃ!と。
今振り返ると、本当あのとき頑張ってよかった!!!!>_<
英語無理だ!!って開き直らなくてよかった!
自分の考えを作ってくれた世界の人たち
実際今の仕事をするキッカケや、自分の考えの基礎を作ってくれたのは世界で出会った人たちです。
彼らと話したり、喧嘩したり、涙したりしなければ、今の自分がいないといっても過言ではありません。
ネパールの村長との喧嘩
ネパールの村長と言い合いになり、寄付や支援に頼らず自分たちでなんとか出来る仕組みをつくらなきゃ!と胸に決めたこと。
www.moily-blog.com(ネパールの村長との喧嘩はここで記事にしました)
売春婦シロとの出会い
ケニアでの友人、売春婦シロと話していた時、ふと聞いてしまった
『なんで今の仕事しているの?』という質問。
シロに『わたしはこれ以外生きる方法がないの。わたしだってどうしたらいいかわからない。どうしたらいいの?この先のことが不安で不安でしょうがない』と泣きながら言われました。
「あぁ。彼女は生きるために必死なんだ。
生きるために仕事をしているんだ。
わたしは彼女にとんでもない質問をしてしまった・・・。
自分のやりたいことを模索できる日本、仕事を選べる日本。なんて幸せだったんだろう。」
と気づきました。
自分がどれほど恵まれていて、それを気付けていなかった自分が恥ずかしくなり、
また途上国で仕事をつくることの重要性を強く感じました。
とあるケニア女性との出会い
また、英語がわからなかったら、今でも世界で1番尊敬している女性に話を伺うことはできませんでした。
その女性にはケニアで出会いました。
ケニアで最も大きい孤児院をつくっている女性。
愛の溢れる彼女からは、彼女の愛の大きさ、意志の強さ、行動力を学びました。
彼女に言われた
『もし、あなたが何かをやろうとして、そのことを明確にイメージできたのなら、それは必ず実現できる。絶対にできる。だからあなたはただただ進むだけ。目の前のことをやるだけなの』
と言われた強いあの言葉はわたしの中で大切なことばです。
いつまでも忘れないようにと、机に飾っています。
最後彼女と別れるときに言われた、『あなたの夢が実現したら必ずここにまた報告しにきて。また必ず会おう』という約束。
彼女との約束があるから、頑張らなきゃって思います。
あの言葉はいつもわたしの背中を押してくれています。
※彼女の話はまた改めて記事にしようと考えています
英語を話せなかったら、彼女が言っていたことは理解できなかったし、約束もできなかった。
一部ではありますがいくつか英語がわかったからこその経験を挙げてみました。
旅に出て、英語がわからなかったら、こんなに素敵な経験、友達、全部逃していたかもしれません。
こんなことをいうと英語ペラペラなように思われるかもしれませんが、実は英語レベルはかなり低いです。笑
中学レベルくらい。笑 しかも文法だってめちゃめちゃだと思う。汗
だからわたしももっと頑張らなきゃ行けないんだけど、
たった中学レベルの英語だけでも話せたら、全く話せないことに比べたらとんでもないくらいの経験が出来たってことです。
せっかく旅に出るなら、英語を話しましょ。そして全く違う生活環境、常識で育った人たちと深く語ることが出来たなら、絶対に自分の価値観は変わります。
洗濯かご ネットショップで販売始めました(*^^)v