moilyきよみのつれづれ

moily代表池宮聖実のブログです。

2021年の振り返り〜日本編〜

【日本moily編】
今年の締めくくりにまとめを書こうとおもったら、どうしても長くなってしまうので、カンボジア編と日本編で分けました。


海外に行けなくなって2年。カンボジアやインドなど、なるべく現地へ行き、職人や現地の人たちと共に時間を過ごすことを大切にしてきたmoilyでしたが、昨年に続き、今年は現地に行くことは難しくなってしまいました。


しかし2014年にmoilyをはじめてずっと走り回ってきた私にとってとてもよい地に足をつける時間になりました。
2014年。現地に仕事を作り、そこで生み出される時間とお金で、現地の様々な問題は解決されるのでは?との仮説をもとにカンボジアでの「かごづくり」をはじめました。
たしかに現地に安定した収入は作れ、病院に行けないだとか、仕事が選べないだとか。そのような問題にはずっと関わって来れています。


しかし、それだけで本当に幸せなのか?
職人にとって、スタッフにとって、お客さんにとって、そして私たちにとって幸せとはなんなのだろう?
初めてカンボジアへ行った2009年からずっとテーマにある、人が幸せに暮らせる。そんな世の中ってどんなだろう。ってことをmoilyとしてどうしたら関わっていけるのかをもう一度深く考えられた年でした。


今回は1人ではなく、チームmoilyのみんなと共に。もちろん、カンボジアのスタッフたちも。
何回もmoilyとして何をすべきなのかを毎週のミーティングに加え、合宿やら、東京や京都や島根への旅やらの中でとにかく話して話して話して。


ようやく私たちが、何を大切にして、なにをすべきかが整え直されてきました。
「作るひと」でもあり、「つなげるひと」でもあるわたしたちだからできること。ものづくりの在り方や、働き方。ものの売り方。来年はその辺りのことを少しずつ、moily流に変えていきたいとおもっています。

 

またお伝えさせてください。

 


2022年も急がず焦らず。わたしたちのペースで。そしてハッピーにがんばります。これからもよろしくお願いします。